知っていて損はない「こころの耳」👂厚生労働省主催 令和8年度 職場のメンタルヘルスシンポジウム「中小企業におけるメンタルヘルス対策―ストレスチェックを活かしたメンタルヘルス対策―」で小耳にはさみました

 

2026年10月13日、厚生労働省主催の令和8年度「職場のメンタルヘルスシンポジウム」にオンライン参加しました。

テーマは、「ストレスチェックを活かしたメンタルヘルス対策」。

 

このシンポジウムの背景にあるのが、平成27年に導入された「ストレスチェック制度」。

これまで労働者50人未満の事業場は努力義務とされていましたが、令和7年公布の「改正労働安全衛生法」により義務化が決まりました(施行は令和10年から)。

今後は事業場の規模にかかわらず、メンタルヘルス対策がより一層求められることになります。

 

今回のシンポジウムで基調講演を務められた、横浜労災病院の心療内科医・勤労者メンタルヘルスセンター長 山本晴義先生による『働く人も会社も元気になるストレスチェック~小規模事業場でも無理なくできる運用と「こころの耳」の活用~』がとても聞き応えがあったので、シェアしたいと思います。

 

山本先生が推奨されていたのが、厚生労働省が運営するメンタルヘルスポータルサイト「こころの耳」( https://kokoro.mhlw.go.jp/ )です。

(※シンポジウムの動画も期間限定で公開されています:https://kokoro.mhlw.go.jp/mental_sympo/2026/ )

 

不調の未然防止を目的として開設されているこのサイト。ひょっとすると「初耳」という方も多いかもしれません。ですが、働く方、そのご家族…のメンタルヘルスケアにおいて、私たちの「頼れる右腕」になってくれそうな充実した内容です。

 

「こころの耳」では、「職場のストレスセルフチェック」や「疲労蓄積度セルフチェック」が出来る他、電話・SNS・メールでの相談窓口や、「こころの病 克服体験記」などのコラム記事も用意されています。

 

中でも私的におススメなのが、「こころの耳 5分研修シリーズ」。

めちゃわかりやすくまとまっていて、アッと言う間に見終わってます☺

当サロンをご利用中の方、あるいはご利用を検討されている方のお悩みにも役立ちそうな動画が揃っていて、例えば以下のようなテーマです。

 

「不安との付き合い方」

「男性労働者自身のメンタルヘルスケア」

「上司との関係に悩んでいる方へ」

「相談することが苦手な方へ」…

 

せっかくなので、それぞれのポイントを簡単にご紹介しますね。

1. 「不安との付き合い方」

不安は誰しもが感じる大切な感情。なぜなら「不安を感じるおかげで、危険を回避する行動がとれる」から。

一方で、「強すぎる不安」は時に私たちを苦しめてしまいます。

 

そこで、不安と上手に付き合う対処法として以下の2点が紹介されていました。

〇自分で結果を変えられるもの:「行動」を変えて不安を減らす工夫をする

〇自分で結果を変えられないもの:「考え方」を変えて不安と上手に付き合う

 

➡ これはまさに、当カウンセリングサロンでもお伝えしている、「自分にコントロール出来るもの」と「自分でコントロール出来ないもの」の整理と同じですね(^_-)-☆

 

2. 「男性労働者自身のメンタルヘルスケア」

実は、ストレスが溜まった際に重篤化しやすいのは男性と言われています。男性はストレスや悩みを自分の中に溜め込んで我慢してしまう傾向があるためです。

 

男性がストレスと上手に向き合っていくためのおすすめ方法として、次の3つが挙げられていました。

 

〇仕事・家庭以外での「つながり」を広げる

〇適度な運動習慣をつくる

〇適切な資源(相談窓口や医療機関)を頼る

 

➡ 3つ目の頼れる資源として、ぜひ当サロンもお気軽にお使い下さい♪

 

3. 「上司との関係に悩んでいる方へ」

私たちには、幼少期からの人間関係などを通じて身につけた「価値観・思考・感情・行動のクセ」があります。物の受け取り方は人それぞれだからこそ、自分とは異なる他者の言動には違和感を覚えやすいものです。

 

動画の中では「上司は業務を行う仲間であり、本音を語り合う友人のような関係になる必要はない」とした上で、次のような対応策が示されていました。

 

〇一定の距離をとる: 必要以上に距離を縮めなくてOK

〇割り切る・相手を認める: 本音で理解しようとしなくても、「そういう人もいる」と割り切って相手を認める

 

➡ こちらも、当サロンのペアカウンセリング等でお伝えしている視点と深く重なります。

 

4. 「相談することが苦手な方へ」

相談できない理由として「人に迷惑や心配をかけたくない」「話しても分かってもらえない」「弱みを見せるのが怖い」などが挙げられていました。我々「過剰適応傾向者」に共通する所もありますね。

 

一方で、相談することには「不安が和らぎ気分が楽になる」「自分の価値が認識できて、孤独感が減る」「自分の考えを整理できる」といった大きな効果があります。

だからこそ、「思い切って相談する勇気を持とう」と呼びかけられていました。

 

➡ 「いきなり人に話すのは勇気がいる…」という方も、どうぞ安心して当カウンセリングサロンをお訪ね下さいね♪

 

この他にも、「育児・介護と仕事の両立で悩んでいる方へ」「怒りの感情との付き合い方」「嫌な気持ちを相手に伝えるときのコツ」など、すぐに使えるヒント(tips)がたくさん用意されています。

 

短時間でチェックできて、しかも信頼出来る公的な情報が「無料」で手に入ります。使わない手はありませんね。

 

ぜひ皆さんも、一度「こころの耳」に耳を傾けてみて下さい♪

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