
2026年9月5日、
関西学院(関学)の女性卒業生を中心とした交流会「パールリバーの会」主催の
講演会&ランチ会@Huise+に参加して来ました。
講師は、卒業後に母校の職員として定年まで勤め上げられた池田裕子さん。
長年大学を見つめてきた池田さんならではのお話は、
それはそれはエキサイティング!
「このままずっと聞き続けたい…」と思ったのは、
きっと私だけではなかったはずです。
池田さんのお話は、
まるでアガサ・クリスティの小説に出てくる「ミス・マープル」
(より断然お若いですが!)のよう。
ちょっとしたことに気付いて疑問を持ち→足を使って調査し→
数々の歴史的な大発見につながった(おそらく池田さんがいなかったら、
色々なことが歴史に埋もれていたはず)。
そんなワクワクするエピソードに、
ユーモアと時々ピリッと利いた毒(!)も練り込まれた
「池田劇場」の一幕をご紹介します。

💡 実は元ネタがあった?!伝統のスクールモットー
関学のスクールモットーである “Mastery for Service”。
第4代院長のベーツ先生が提唱した有名な言葉なのですが、
実はこれ、完全なオリジナルではなかったそうなのです!
なんと、カナダのマギル大学(現マクドナルド・キャンパス)の
スクールモットーと同じ。
ベーツ先生が母国の大学の言葉を参考に作られたものだったという事実に、
会場からは驚きの声が上がっていました😵
💡“Mastery for Service”は、女性は使わない方がいい?!
今まで深く考えずに口ずさんでいましたが、
歴史的に「Master」という語源は「男性の主人」を指す言葉。
そのため、現代のジェンダーの観点から見ると、
女性は安易に使わない方がベターなのだそうです。
長年大学側にいらした立場でありながら、
伝えるべき大切なことはこうしてきちんと発信される姿にも、
シビれました☺
💡 「奉仕のための練達」はもう古い?!
このスクールモットー、
長年「奉仕のための練達」と訳されてきましたが、
これは戦時下での和訳で、現代には少しそぐわないのでは?というお話も。
代わりに紹介されたのが、こんな素敵な訳と姿勢の数々です。
〇関学初等部での訳:「社会と人のために自らを鍛える」
〇とある関学中学部生が考えた訳:「そっと手を差し伸べられる人」
〇第15代院長・グルーベル先生がおっしゃった、実践する時に必要な姿勢:「愛をもって、出来ることを一緒にしましょう」
歴史を感じる「漢字」訳から、
こんにちの「ひらがな」訳へのアップデートという感じですね😉
💡 宣教師の先生たちの、微笑ましい日本語失敗談?!
明治〜大正期に活躍した
外国人宣教師の先生たちの素顔が垣間見えるエピソードも楽しかったので、
ご紹介します。
創立者のランバス先生は、
覚えたての日本語をすぐに使いたがる天真爛漫な方。
「あちらから『鉄瓶』が来ました」
(本当は『別嬪(べっぴん)』と言いたかった)
なんておっしゃっていたそうです。
一方、日本語がとても堪能だったベーツ先生は、
「私の名前は『ベーツに(別に)』意味はありません」と、
ご自身の名前で笑いをとりにいかれていたようです😉
堅苦しいと感じがちな歴史上の方々の、
知られざる一側面に親しみを感じました❤

🔍 日常に「小さな探偵の目」を
ここまであまり関係がない話題だったかもですが、
最後まで読んで頂きありがとうございます。
感謝の気持ちを込めて、
先日韓国・釜山の「イバク工作所」に、(わざわざ!)立ち寄った時の写真を
少しだけ。
山の上のかなり行きにくい場所だったため、
出会った(写真を撮って差し上げた)ご夫婦、
「こんなマニアックな場所に来るなんて、
もしかして…同窓生🌙では!?」と、
池田さん風に「推理→調査」をしてみたのですが……。
結果は、近くの「168階段モノレール」に乗ってみたかっただけというのが動機で、
残念ながら同期(同窓)ではありませんでした😂

なかなか上手いこと大発見とはいきませんが、
めげずくじけず、池田さんのような探求心(探偵心!)を持ちながら、
これからも「そっと手を差し伸べられる人」を目指して
縦横無尽に足も使っていきたいと思います😝
