新入生、新入社員、新番組・・・
春は、そこかしこにピカピカの“新”が溢れています。
でも、新しく入ってくる人や、新しく始まる番組と入れ替わりに、
卒業したり、退職したり、終了したりetc・・・があるんですよね。
終了して欲しくなかったぁーの一つに、
“葬送のフリーレン”(日本テレビ)があります。
録り溜めたビデオを、途中から見るのを止める(無駄な)抵抗をしているくらい(笑)。
どんな話かと言うと、魔王を倒した人間達♂と、魔法使い♀のその後の物語。
人間達は、命に限りがあるから、限られた時間の中で♀を懸命に知ろうとする。
でも、永遠に近い命を持つ♀は、
今じゃなくてもと、♂達に関心を持たず。
ところが、そうこうしているうちに、♂達の寿命に直面することになった♀は、
もっと人を知ろうとすれば良かったと、
今度は人を知る旅を始めるわけです。
とにかく毎回泣ける。
話はもちろん、音楽がまたイイのです。
劇中音楽担当のEvan Callは、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』も『鎌倉殿の13人』も大好き♪
そして、オープニングのYOASOBIの「勇者」、エンディングmiletの「Anytime Anywhere」も♪
で、たまたま少し前に、
日本テレビ系新音楽番組「with MUSIC」で歌う、YOASOBIの「勇者」をきちんと(笑)聞いたら・・・。
確かに劇中、勇者一行が魔王を倒した際の記念の銅像が、そこかしこに出て来ます。
戦利品の一環くらいに思っていた私は、
以下の内容の歌詞に出会い衝撃を受けることに。
♪あちこちにある銅像のシンボルは、勝ち取った平和の証である。
でもそれと同時に、一人不老不死な♀が、仲間がいなくなった後でもひとりぼっちにならないように、
勇者一行の旅を思い出せるように残された銅像、シンボルでもあったんだと♪
泣きました。
それと共に、たとえそれ(旅、番組etc・・・)は終わってしまったとしても、
一度出会っていたら、(♀も私も)こうやってまたどこかで違う形で彼らに出会えるのだとも。
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先日お話しした方が、
私に紹介してくださった海外のテレビドラマがあります。
その中で、「始まりは辛い」。
でも何が起きるか分からないから、
「だから始まりは楽しい」というセリフがありました。
でも、終わりも始まりも楽しい、きっと。
そうそう(葬送)、フリーレンの代わりに、
“狼と香辛料”(テレビ東京)を見始めようかなぁと思ってます(変わり身早し、笑)。
春、一緒に始まりを、始めて行きましょか~♪