いつも本を読んで書評と言うか感想と言うかを、書いていると言うか載せてると言うか読んで貰っています。
今回は、書評を読んでの書評、と言うか感想。
自衛隊での性被害に実名で闘ってはる五ノ井里奈さんの著者『声をあげて』(小学館)について、文化人類学者の磯野真穂さんが書いたものを読んで。
初めてです、それこそ書評を読んで「声をあげて」泣いたのは。
引用します(2023年8月19日 朝日新聞)。
「人の生は、自分が関わる人々への信頼によって支えられる。だから、その底が抜けると生きることがひどく辛くなる」。
「著者はこれからも傷ついてしまうだろう。でも、その度に(略)応援団の力を借り、立ち上がり続けるはずだ」。
「強い人は元々強いのではない。そうでない世界を信じ、そこに向かって歩みを進める人だけが、その先で強くなれる」。
メンタル不調を体験したり、している方は誰しも、2度と不調に陥りたくないと思われていると思います。
しんどいのを知っているんですから、当たり前です。
でも、いくら手洗い励行していても風邪を引いてしまうように、注意してもなってしまう時はなってしまう。
ならないような生活を心掛けるのも大切ですが、私たちがそれと同じくらい大事にしているのが、なった後いかにリカバリーするかです。
「また不調が始まってしまった!でも慌てない。普段は横目で見ている高級ケーキを買って、丁寧にコーヒーを煎れて飲むと、気分が落ち着いてくるのがわかっているから」etc…
蓄積した体験、ノウハウを総動員。
そして、前よりも少しでも早く、少しでも楽になれるようになって行けたら、こわがり続けることはないのです!
傷つきも不調も出来たら避けて通りたい。
でも、何度遭遇しても大丈夫!
応援しています!
そしてそう、強い人は元々強いんじゃないんです!