頑張り過ぎの私たちへ(2)『エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する』(2021 かんき出版)

じゃあどうしたら良いか(前回の頑張り過ぎの私たちへ(1)の続きです)。

「努力と根性でなんとかしよう」という慣習を捨て、「どうすればもっと楽になるだろう?」と考える(p.51)。
「楽をするのは悪いことだ」という思い込みを捨てる(p.60)。

確かに私、まだまだ楽をする(笑)余地はあるものの、
まずは食材宅配を利用するようになって、週末の献立&買い出しのプレッシャーから解放~。
洗濯も外干し→乾燥機利用で、断然楽になりました。

そして、楽しく!

例えば本の中では、疲れ切って帰宅後に、大量のボイスメールへ要返信。
最初は苛立ったものの、「どうすれば楽しくみんなに連絡できるだろう?」と考え直した結果、お風呂につかりながら電話をするというアイディアで(p.67)、Hell→Heavenに!

仕事は大変でなければならないという思い込み、
時間を掛けるのが愛情の証という思い込み、
それらを捨てて、
つまりは、楽して、楽しんで!

他にも、「最初から美文でなければならないと思い込んで、いつまでたっても書き始めることができない」(p.177)よりも、
「一度始めれば、だんだんマシなものができてくる」(p.179)。
だから、「成功したいなら、まず終わらせろ」「完成させることは、それだけでも誇れることだ」(p.160)。
「大丈夫、あなたは最初の一歩を踏みだした。とにかく始めた。だから、きっとたどり着ける」(p.177)と、駆け出しブロガー(!)の私としても、背中を押してもらいました。

さらに、好調と不調の波に身をまかせるのは危険。
つまり気分が乗った時にはやり過ぎて、乗らない時はやらなさ過ぎの、やったりやらなかったりはペケ。

そうならないためには、
やることの下限もだけれど、上限を決める(p.185)というのが目から鱗でした。
例えばこんな感じ↓(p.160)、

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重要なプロジェクト下限値上限値
半年以内に『レ・ミゼラブル』を読み終える1日5ページ以上読む1日25ページを超えない
本の原稿を完成させる1日に500語以上書く1日1000語を超えない

エフォートレス(effortless)とは、努力を要しないこと。
つまり、努力をようしない(突如関西弁!)のが、頑張り過ぎないコツのようです!

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