
今年は阪神淡路大震災から30年。
そして、9/1は防災の日。
そして、8/30~9/5は、防災週間。
30年前に家屋全壊を経験している私が先日購入しておいた、
“備蓄でお守り KOBE BOX 2”ⓒFELISSIMOを、この機会に開封。
と、意外に賞味期限が短い!(ディスっているわけではありませんm(__)m)。
と、それにはちゃんとした理由が。
同封の保存版冊子によると、
“備蓄でお守り KOBE BOX 2”は、「おいしく食べて元気を取り戻すための備蓄。
これまでの備蓄に比べて最短賞味期限が7か月~と短めなのは、
賞味期限の長さにとらわれずに、おいしさを優先した証。
不安な心とつかれたからだを“食べ慣れたいつもの味”や“おいしいもの”が癒し、
力を与えてくれる」からなんだそう。
そして、これをローリングストックと言うんだそうです(ローリングストーンズではありませんm(__)m)。
つまり、食べ慣れている食品を、1個食べたら1個買い足すようにして、
常に在庫がある状態にしておくこと。
長期保存の備蓄だと、安心している間に、賞味期限が過ぎてしまうことも。
その点、ローリングストックだと、ちょこちょこ賞味期限を気にするし、
いざという時に食べ慣れているものを口に出来るんだそう(参考 保存版冊子)。
確かにこのBOX、神戸のソウルフーズに溢れてます。
しかも、提供のほとんどの企業が30年前に自社が被災。
例えば鮭の塩焼き提供の内野家さんは、「震災当日、お店で販売準備をしていたお惣菜を、父母が炊き出しのように皆様にお配りしていた風景を覚えている。
あれから30年。常温のお惣菜を提供する事業へと転換しました。
災害時でも、いつもと変わらない食事を」と、
それぞれの30年間の思いが詰まっています。(参考 保存版冊子)
そして、神戸だけあって(身内びいきm(__)m)、
冊子で紹介されているアレンジメニューも、
玄米ブレッドを使ったフレンチトーストなどオシャレ。
「半年間、何ごともなく過ごせたらおいしく食べて、あたりまえの日々に感謝し、
また次の半年の無事を願って、備蓄を循環させていく」(参考 保存版冊子)。
“A rolling stone gathers no moss.” 転石苔を生ぜず。
職業や住居を変えてばかりいる人は、地位も財産もできないの意の英国の諺。
転じて、活発な活動をしている人は時代に取り残されることがないの意でも用いる。
(デジタル大辞泉)
出来うるならば、使う出番がないことを願いつつ、
ローリングストックとは、やっぱりある意味ローリングストーンズなのかもと思った
1週間でした。