能登半島地震により被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
初笑いは有名ですね。
初泣きはさすがにないと思ったら、俳句の季語にあるのですね。
初めて知りました。
そして今年もまた、早速泣いています。
ニュースを見てもですし、
劇場版SPY✕FAMILY CODE:Whiteを観てもです。
スパイアクションコメディのどこに泣く要素が?と思いますよね。
ところが、仮初め家族である妻(役)ヨルと子(役)アーニャを気遣い、
旅先で夜間、一人で隣町に行こうとする夫(役)ロイド。
その彼に、「みんなで行きませんか?せっかくの家族旅行ですから」と、
本当の家族ではないのに、本当の家族ではないからこそ、
ヨルが言った途端とか(少々ネタバレm(__)m)。
髙田郁さん(『みをつくし料理帖』も大好きです)原作の、
BS時代劇 『あきない世傳金と銀』第4話(初回放送2024年1月5日)でも。
赤ちゃんをおんぶした粗末な身なりの女性が、
一流呉服商五鈴屋の前で、『一生にいっぺんだけでも、五鈴屋さんの反物で、
この子に晴れ着を仕立ててやりたいと思うてました』と、つぶやく。
何をアホなとさげすむ常連客とは対照的に、
五鈴屋の番頭、手代たちみんなが、
「そないなこと言うて頂いて、おおきにありがとさんでございます」と、
そこかしこで一斉に、腰が折れんばかりに頭を下げた途端とか。
泣くほどに中身が面白いのはもちろん、どちらも私が大好きなのは、
女性の描き方にも依るかもしれません。
SPY✕FAMILYのヨルさん(ちなみにスゴ腕の殺し屋です)は、
やられてしまいそうなくらい強い相手と戦っていても、
誰かに助けてもらおうともしないし、実際助けも来ない(笑)!(再びネタバレm(__)m)
『あきない世傳金と銀』の主人公幸は、
今以上に女性が学問や商売をすることが難しかった時代に、
それでも学び、商う!
どちらにも、
女性が守られるべき、サブな、まさにツマのように描かれている時に感じる、
居心地の悪さがないのです。
本当は、前回に続き、縁の話をするつもりだったのですが、
まさに(笑)予想外の展開(詳しくは、2024年1月1日付けブログをご覧下さいm(__)m)になりました。
ではまた次回♪