これぞまさにセレンディピティ!
前回(2023年12月5日)、精神科と心療内科、カウンセリングの違いについて書いたところで、
今回はちょうど、カウンセリングの効用が書かれている本に出会いました。
実はたまたま!
古宮昇氏は傾聴についての本をたくさん書いてはって、その延長線で手に取った1冊
(他の著書についても、またいつかお伝えしますね!←書く書く詐欺笑)。
本書の中で、カウンセリングとは、
“その時に話したいと思ったことを何でも自由に話し”、
“何を話しても、一切の評価も批判もなく、ありのままの自分を受け入れてくれる場所”と、書かれています(p.254,p255)。
また、“カウンセラーは話しやすく優しい人たちです”とも!!
「カウンセラーに会うのは抵抗があるもの」。
「こんな悩みで相談に行くのはヘンじゃない?」とか、
「話しても分かってくれなかったり、『ヘンな人だ』と思われたりしたらどうしよう?」とか。
でも、“そんな心配は不要です”。
“何でも自由に話せばいいのです。
悩みごとでも、日常のささいなことでも、何でも構わないし、
話をする気にならなければ、無理に話す必要さえありません“と(p.258,p259)。
その通り!
“人生に保証はありません。
やってみてこそ、道が開ける可能性が出てきます“。
“「苦しみの原因を解決するぞ」と腹を決めて本気で取り組む人は、
いい結果が得られるのです“(p.261)。
そして、“専門のプロの助けを得て、こころの傷つきを癒すのはとっても賢いことです” と(p.265)。
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日米で20年近く、のべ5000人の心の援助をしてきた著者が、
実はかつては「一緒にいて疲れる人」だったそう。
なぜなら、一緒にいて疲れる人≒いつも受け身でいる人は、
≒人から与えてもらおうとしている人。
自分でも気付かずに、人の愛を奪い、エネルギーを奪い、時間を奪う人。
それでも、まだ足りない、足りない…
その結果、人間関係がwin-winではなくなり、
周りの人が「奪われたくない」と、警戒する≒疲れる
≒「一緒にいたい」とか「一緒にいてラク」だとは、
なかなか思わなくなるからだ、と(p.15,p232)。
というわけで、脱受け身に変身
(そのためには、自分から「与える」人になると良いと書いてありました)!
打ち身も何のその!?で、
一緒に我が身の不死身化を目指して行こうではありませんか!
ちょい、捨て身な感じになりました(笑)🙏
