『朝からやる気が起きない』
『ちょっとしたことが不安』
『色々考えてしまって寝付けない』・・・
そんな視聴者の悩みに回答してくれたのは、千葉大大学院医学研究院の清水栄司教授。
例えば、「不調な時に食べたら良い食事とは?」という質問には、
『メンタルに良い食事=体に良い食事。和食をイメージして』と、明快。
他にも、「考えても仕方のないことがずっと心の中にあって、
モヤモヤした気持ちで日々を過ごしてしまう」という問いには、
『嫌なことをずっと考えてしまうグルグル思考(反すう思考)は、心の健康の大敵。
抜け出すには、いったん仮の答えを出す。
現時点で一番良いと思う解決案を出したら、グルグル考えるのを止める。
そうすると、モヤが少し晴れて、今の生活が楽しめるようになる』とか。
「会社からはゆっくり休むように言われているのに、家族からは復帰しろというプレッシャーが強い。家族の理解を得るにはどうしたらいい?」には、
『メンタル不調の時は、気持ちを上手く周りに伝えられていないケースも多い。
そういう場合は、“私は~したい”“私は~思う”という“I メッセージ”を使って適切な自己主張をすることで、周囲の理解にもつながる』とか。
ラスト、「自分と周りを比べて、焦って不調になってしまう」という相談には、
『他人とではなく、過去の良くない状態の時の自分と比べてみる。
そうすると、1~2歩前進していると思えるかもしれない』。
『大きな目標でやる気が出ないというよりも、
小さな目標を達成⇒達成感を感じる⇒次に行こうの方が、
自信にも、気持ちの余裕にもつながる』という話もして下さいました。
急に長時間の勉強ではなく、15分(NHKきょうの健康)の積み重ね。
千里の道も15分&1~2歩から!ですね♪