「今あなたが疲れているということは、あなたが『何か』をがんばったからです」。
「自分のためではなく誰かのためにがんばり過ぎていたり、誰かに気を遣いすぎて自分が蔑ろになっていないかどうか」(p.3)。
「この本には、そんながんばりやさんのあなたが、幸せになる方法を詰め込みました」(p.2)。
我々がんばり過ぎの過剰適応傾向者が、幸せになれる方法って!?
というわけで、読んでみました。
「人に言われた嫌な一言がずっと心に残っている」。
あります、あります!
「でもそれは、人として自然な反応」。
なぜなら、「人の本能として命を守るために、良いことや楽しいことよりも、
嫌なことや危険なことのほうが記憶に残りやすくなっているから」(p.103)。
で、ここからがそれへの対策。
「嫌な一言を頭の中から消すのは時間がかかるが、
忘れられない自分を責めるのをやめることなら、今すぐはじめられる」(p.104)。
「まだ忘れられなくて当然」が納得出来るようになったら、
次は頭の中で、相手の一言に反論してみる。
それは、「相手を言い負かすためではなく、
嫌な一言を丸ごとそのまま、自分の心に取り入れないため」(p.106)ですって。
ダイレクトに強烈アタックを受けないための、バレーボールのブロックみたいなもんでしょうか。
他にも、「あの時ああしていれば」と、過去の自分を否定したり責めたりしたくなることもあるでしょう。
「でも、その時にはきっと、そんなことを思いつきもしなかったはず。
そう思えるのは、あなたが当時から成長した証。
知識や経験が増えたから、当時は思いつかなかった方法が出てくるようになったのです」(p.146)と。
なるほど!やはり、後悔は先には立たないもんなんですね。
で、「今を大切にするために一番効果的なのは、新たに何かを足すことではなく、
今ある何かを減らすこと」(p.149)って、一体どういうことでしょ?
「たとえば、LINEのやりとり。楽しいのなら、減らす必要はなし」。
「でもそのやりとりが負担になっていたり、メリットがそこまで感じられないのなら、今のあなたに必要のない『もの』『人』なのかもしれない」(p.152)。
「今のあなたにそこまで必要ないものを思い切って減らすことができれば、
別の人とやり取りするチャンスが生まれたり、別のことに時間を使う余裕が生まれる」(p.153)。
“断つ”や“減らす”に、罪悪感を感じなくても良いってことですね~、ホッ😌
“減らす”という意味では、「我慢を減らそう」とも。
「嫌な人と過ごす時間を減らしたり、愚痴を聞く回数を減らしたりと、
少しずつ我慢を減らしてみて」。
「虫歯で歯が痛いのに必死で我慢したところで、悪化するだけ。
それと同じで世の中には我慢しなくていいこと、我慢しないほうがいいこともたくさん」(p.164)。
そして、我慢を減らすことに慣れてきたら、今度は、「自分に優しくする」。
「誰かのために気を遣うことが多かったり、ついつい誰かの顔色が気になってしまう」。
「誰かに気を遣うということは、自分の気持ちが置き去りになっている可能性がある」ということ(p.173)。
逆に「自分に優しくするというのは、
誰かのために使ってきた時間や体力、気持ちを自分のために使うということ。
誰かのためではなく、自分のために動いてあげること」なんだと(p.174)。
これぞ、自分ファーストですね!
先ほど虫歯の例が出てきましたが、他にもマラソンでラクしたり(p.171)、カフェでコップの水がこぼれたり(p.87,88)etc…。
何のこっちゃ?って感じでしょうが、例え話も秀逸で。
おかげで、ちょっぴり石頭にもストーン(石)と落ちて来たのでした(笑)。