
2025年9月14日、神戸大学で、
梨花女子大学 チョン・スンドゥル教授による、
「ヘルシーエイジングへのライフコース・アプローチ:主要な課題と挑戦」を
聞いて来ました。
冒頭、
神戸大学ウェルビーイング先端研究センター長の片桐恵子先生から、
日本30%、韓国20%という、両国の高齢化率の高さが紹介。
その、高齢化、エイジングに関して、チョン先生は、
これまでは、「老い、衰退」と捉えていたが、
これからは、「ライフスパン、継続的発達」と考える。
つまり、「〇〇才やから無理」とは考えずに、
「実年齢が能力を決めるわけではない」という新たな視点を、示して下さいました。

この、「〇〇才やから無理」から自由になるためには、
従来の、
〇〇才~〇〇才までは学び、△△才~△△才までは働き、□□才~は遊ぶという、
年齢で区切る「年齢での区分」に縛られることなく、
いつの年代でも同時並行的に、
学び、働き、遊ぶ「年齢の統合」という考え方が有効だとも(図 参照)。
なるほど!
他にも、ヘルシーエイジングのための、運動、食事、節酒、社会活動等も紹介されていて、
でも私を含め、もうYoung過ぎちゃったし、Middleも過ぎつつあるしなぁ、
と思った方も大丈夫。
最後、また片桐先生が、「可変的」という言葉を使って、
「遅過ぎではなく、今することが後に変化を及ぼす。
だから、諦めちゃいけない。
今からでも決して遅くないと取り組んで欲しい」と、締めくくって下さいました。
ベタですが、何ごともNever give up ですね♪
