
凍えるような日があったかと思うと、小春日和の日もあったり。
こりゃ、「自律神経も乱れるわぁ」。
って、そのよく聞く「自律神経って、そもそも何?」に、
明快に答えてくれたのが、トリセツショー。
では、見て行きまショー。
[自律神経って?]
全身の臓器や血管に張り巡らされていて、
寒暖差etc…の環境の変化に無意識に働いてくれている神経の一種。
[自律神経の種類は?]
自律神経は、交感神経と副交感神経の2種類。
交感神経は、アクセル役(興奮状態)、
副交感神経は、ブレーキ役(リラックス状態)。
全身に張り巡らされた交感神経のアクセルと、
副交感神経のブレーキが巧みに調整されることで、
呼吸や心拍、消化etc…の全身の生命活動が維持、コントロールされている。
[自律神経のアクセルとブレーキを感じてみる]
息を吸うと➡交感神経が働き➡心拍が上がる
息を吐くと➡副交感神経が働き➡心拍が下がる ⇚リラックスしたい時にオススメ
[自律神経が乱れると]
頭痛、眼精疲労、口内炎、めまい、肩こり、立ちくらみ、食欲不振、便秘・下痢、
頻尿、倦怠感、不眠、不安、落ち込み、イライラ、集中力・記憶力の低下etc…の
諸症状が現われる。
(他の疾患がないか、お確かめ下さい)
[そして、自律神経は驚くほど早く乱れる]
番組では、
一見楽しい「昼夜逆転生活」と「横になったままのゴロゴロ生活」実験をした所、
「昼夜逆転生活」ではわずか1日、
「横になったままのゴロゴロ生活」では、わずか6時間で「乱れ」が、
失神に近いようなふらつき、腹痛、下痢等となって現われていました。
[乱れ、乱れと言っているが、実は乱れているのではない]
こうなると、「自律神経め!」と言いたくなりますが、そうではない。
むしろ、自律神経にしてみれば、
ゴロゴロ寝から急に立ち上がる➡血液が一気に足元に行き、脳に血が行かなくなる➡交感神経がアクセル全開で脳に血を送ろうとする➡心拍が上がり過ぎで心臓に負担➡そこで副交感神経が心臓の負担を減らすために急ブレーキをかけて、また脳に血が行かなくなる➡失神しそうになる
といった、むしろ異常事態に素早く反応、調整しようと頑張る「正常反応」の結果
だったのです。
(頑張り気味の我々がそれを知ると、なんか急に愛おしくなりますね♡)
[ありがとう自立神経]
つまり、昨今の気候の変化や、前述の実験のような生活リズムの乱れ、ストレスetc…
避けようのない=自律神経を酷使せざるを得ないような日常のため、
自律神経が働かざるを得ない状態になっているわけです。
[自律神経を整えるにはこれだ!]
そして、働き過ぎの自律神経を整えるには、ズバリ「朝何かをすること」。
例えば、朝ごはんを食べる、運動をする、排便をするetc…
なぜなら、朝動くことで、
交感神経がグッと立ち上がり➡日中活発に過ごせて➡夜には副交感神経が高まり、
ぐっすり眠れるから。
[そして、自律神経整え最強朝スイッチは?]
朝の日光!
体内時計の働きで、日光を浴びた12時間後に、副交感神経が活発になるため、
睡眠の質向上にも👍
[もう一つ自律神経整え最強朝スイッチは?]
朝ごはんにタンパク質!
脳や神経の情報のやり取りに必要な、神経伝達物質の材料になるから。
簡単に「乱れ」させ(働かせ過ぎ)ちゃって来ましたが、
割合簡単にご機嫌が取れそうな気もしてきた自律神経。
上手にお付き合いして、出来るだけ心地良い日常生活を送りたいですね♪
