“開運2025”と来たら、知りたくなりますよね。
植木理恵氏(心理)によると、
“運の良さは3人まで伝染する!”。
それは、運の良い人の周りに居る人達が、
運の良い人と同じように考えたり、振舞ったりするためだとか。
ハーバード大が30年間、1万2千人を対象にした研究では、
自分を運が良いと思っている人(Aさん)の友達(Bさん)は→他の人より幸福度が15%程度高く、
さらにAさんと面識のない、Bさんの友達のCさんも→他の人より10%程度幸福度高いということがわかっているんだそう。
また、池田清彦氏(生物学)によると、
“ポジティブ思考だと運が良くなる”。
なぜなら、ポジティブで明るいと→能力・実力があると思われて→良い仕事を任せてもらえる率が上がるから。
そもそも仕事を回してもらえないと運も開けないからね、とのこと。
どうやら、運気が良い人を見習う&ポジティブに考えることが〇のようですね。
他に面白かったのが、毛内拡氏(脳神経科学)の、“運は準備が8割”。
「幸運の女神には前髪しかない」と言われるように、
幸運を瞬時にキャッチするには、集中力が大切。
ところが、1度集中力を失うと、回復するのに23分も掛かるんだそう。
それにもかかわらず、
例えばスマホの通知に都度反応することで、1日に何度も時間と集中力を奪われている結果→やりたかったことを夜中にする「リベンジ夜更かし」で寝不足になり→翌日のパフォーマンス、集中力が落ちるという悪循環に。
せっかく運が来ても、集中力欠如で見逃してしまっている可能性があるんじゃもったいない。
入ってくる情報は受け身(スマホの通知on)で即レスするんじゃなくて、通知はoff状態に。
で、自分の必要なタイミングで、入って来ている情報を自ら取りに行けば良い、という改善策にはガッテン!ガッテン!ガッテン!でした(かつての他局の番組ですね笑)。
同じく毛内氏の、“脳は色々関連付けて記憶する”というお話も面白かったです。
例えば、上手くいかないことがあったり、ミスをしたり、ツイてない時って、
過去と関連付けて、自分がこうだったからとか、
どうせ自分はこういう人間だからと思いがち。
それを止めて、上手くいかなかったのは「それだけのこと」と断ち切り、
次に引きずらない、次やることに集中することが大事なんだと。
それを裏付ける話として、牛窪恵氏(マーケティング)は、
自分は運が良いと思っている人の34.9%が、自分は切り替えが上手と思っている。
他方、運が悪いと思っている人で、自分は切り替えが上手と思っている人の割合は、5.4%というデータを紹介してくれました。
他にも牛窪氏からは、
日・韓・中のアジア圏の人達は、悩みがあると占いに行き、
欧米の人達は、カウンセリングに行く傾向がある。
また、京都大学大学院の研究の、
直接ではない少し距離のある人達のことを考えた「利他行動」がとれる人達は、
運が強く&長続きする、ナンテ興味深い研究も紹介されていました。
運って、やって来てくれるのを待つイメージが強かったです。
でも、待つばかりじゃなくて、ひと工夫でつかみに行けそう。
「この番組に登場する情報・見解はあくまでも一説であり、その真偽を確定するものではありません。「ホンマでっか!?」という姿勢でお楽しみ頂けると幸いです」。
という注意書きはあるものの(笑)、
ポジティブ思考で&スマホも気持ちも切り替え上手、
ちょっぴり人のことを考えて、
私達の2025年が、運気溢れる年になると良いですね♪