
2026年2月13日に出版された教材。
どうして、「あ」から始めないといけないんやろ?
書くことが苦手な子どもにとって、「あ」は難しい。
そもそもどうして、ひらがなから始めないといけないんやろ?
直線が書けるなら、カタカナから始めたらいい。
「できそう」から始めれば。


この“ 逆転の発想 ”から本教材を生んだのが、満島留美さん。
自閉スペクトラム症のお子さんを育てた経験がベースに。
今は親元を離れた寮生活で、やりたい音楽の道に進んでいるお子さん。
が、子育て中は、お子さんのパニック等で一晩中寝れないこともしばしば。
そしてほぼ毎日、散歩で出掛けた海辺で、
流れ着いた流木を手に、砂に「線」を書いたのが始まり。
「線しか書けない」のではなく、「線が書ける!」
「線が書けたら、カタカナが書ける!」
自信を持って、笑顔で喜ぶお子さんの姿が嬉しかったそう。
以前、2024年7月8日付けブログ「ギフティッドの子どもたち」~( https://kobe-counseling-salon.com/gifted/ )でお伝えした、
「この子、シナモン掛けないと何も食べないのよ」 vs
「この子、シナモン掛けたら何でも食べるのよ」を思い出しました。
満島さん、ご自身の養育経験から、
賑やかさに気を取られないよう、紙面をなるべくシンプルにしたり、
コメントを書いたりシールを貼ったりして、
大人と子どもが自由に一緒に喜び合えるように、余白の多い紙面作りを心掛けたり。
随所に工夫と愛、養育者&子どものコミュニケーションを後押しする、
優しい仕掛けが詰まっています。
書くことへの苦手意識につながっていたかもしれない、
「ひらがな」からとか、「あ」からとかの先入観。
当たり前と思っていた、始め方の是非を考えさせられました。
なんて、堅苦しいことはきっと求めてないですよね(笑)。

この付録の「文字の形パーツ」にも、どことなく福笑いのインパクトを感じます。
遊び感覚で、「できた!」。
そして、みんな笑顔に。
ちなみに最初、教材名の「たすたす」で、算数ドリルと思ってしまったのも、
完全先入観でしたね(〃▽〃)
(お問合せ先)crystalia クリスタリア
https://garasunokutu-kobe.com/workbook#contact_order
*掲載許可をとっています。
