2025年4月5日 朝日新聞朝刊のスポーツ欄。
1つ目の記事が、「魚雷バット 米に旋風」。
元物理学者でヤンキースのアナリストだったアーロン・リーンハート氏が発明した、芯の部分が太く先端が細くなっている魚雷形バットが、
今アメリカの球界でホームランの量産に貢献しているらしいです。
で、『この新型バットを使うか?』と訊かれたドジャースの大谷翔平選手は、
飛びつかないんですね。
「最初から可能性を排除することもないと思う」が、
「(自分は)今のバットで十分満足しているし、
今のところは(今のバットを)継続して使うと思います」と、
答えたというのです。
そこで、もしや彼は“ソリューション使い?” (笑)と、思ったわけです。
なぜなら、私が依拠するソリューション・フォーカスト・アプローチ(Solution-Focused Approach:SFA)のセントラルフィロソフィー(中心哲学)は、
①上手くいっているのなら、変えようとしてはいけない。
②上手くいっているのなら、もっとしよう。
③そして上手くいかないのなら、何か違うことをしてみよう
(『ブリーフセラピー入門』(遠見書房))ですから。
(参考 https://kobe-counseling-salon.com/paris2024/)
そしてもう一つが、
サッカー女子日本代表ニルス・ニールセン監督(53)に、フォーカスした記事。
ニルス監督、もともと背が低い上に、先天性の側弯症で背中が曲がっていて、
さらにプレー中に背中を強く打ったケガで、19歳で選手生命を絶たれたそう。
でも、それを嘆くのではなく、「早くから指導者への道を歩むことが出来た」と捉えというのですから、こちらは超リフレーミング!
(参考 https://kobe-counseling-salon.com/womensworldcup202307/)
それから「選手を見る時、短所ではなく長所に目を向けるのは、『悪いことが起きても、その中に良いことも混ざっている』と、ケガを通じて学んだから」なんだそう。
こうしてみると、スポーツ界はSFAにまみれている。
SFAまみれザ・ワールドと、思ったのでした♪