2024年6月14日plug078元町店にて、
「伝え方はコミュニケーションを制す!『超伝達術』」の講師をして来ました。
満員御礼でご参加出来なかった2月開催の「超傾聴術」から楽しみにお待ち頂いた方、
「伝えるのが苦手で」とおっしゃる方々などなどがお越し下さいました。
まずお話したのが、「雑談」の有用性について。
商談に入る前や本題前のウォーミングアップはもちろん、
まさにこういった会で、始まる前に知らない人達と居合わせた何とも気まずい雰囲気の時、
近所の人とたまたまエレベータで一緒になった時の、無言、無音時の救世主にもなるのが雑談。
あくまで警戒心や気まずさをとくのが目的なので、
あえて、正解や中身、オチがないのが重要!
「今日は真夏の暑さだったね~」で十分で、
間違っても、「30度以上ないと真夏日とは言えないので、今日は暑かったけど真夏の暑さと言うのは間違ってるね」ナンテ正論は飲み込んで下さい(笑)。
「オチがなくてイイんや!」に、気が楽になったという関西の方ならではのコメントもありました。
雑談が苦手と思っている方はぜひ、
「正解、中身、オチを言わない」をお試し下さい!
(参考『会話がはずむ雑談力-10秒でコミュニケーション力が上がる』(斉藤孝 ダイヤモンド社)
そして、「本題」の、「NoをYesに変える伝達術」。
秘訣は、「答えは自分ではなく、相手の中にある」。
「デートして」と言う、私の架空のお誘いに最初本気で(笑)たじろいでいた20代の男性参加者の方に、
その後、「光速の寄せの異名を持つ、〇川さんがバーテンダーをしているバーに行きませんか?」と言うと、
またも全てが架空のお誘いにもかかわらず、今度は前のめりなYes体験をして下さっていました(将棋大好きな方でした)。
これぞまさしく、「答えは相手の中にある」。
自分だけではなく、
相手のメリットとも一致するお願いをするように心掛けてみて下さい。
そうしていると、「Yesの確率を上げるため」のつもりが結果、
相手に関心を持ち、相手を知ろうとし、相手をリスペクトすることにもつながっていく。
すなわち、耳と心で聴いた「傾聴術」の時と同様、
自分に都合の良いだけのその場しのぎの技術ではなく、
相手への敬意があっての真(まこと)の「コミュニケーション術」となっていくのです。
他にも、自分がわかる心理テスト、言い換え術、褒め褒め術や実践ワークも体験して頂いての、アッという間の2時間。
「雑談」ワークでは、カボチャにきゅうりを接ぎ木したら、害虫に強いキュウリが成ったという、驚き桃の木の雑談を披露して下さった方もいたりで、終始楽しい会でした。
ご参加の皆さまありがとうございました♪