電車の中などで読んだらえらいこと。
ニタニタが止まらない。
どうやったら語学が上達するのか⁉︎
当初の目的はどうでも良くなってしまった(知りたい方はお読み下さい!)
何せ強烈なのです。
全く誰かわからずに、あのマザー・テレサに会っていたり、本場ミャンマーでアヘン栽培体験中(!)に、アヘン中毒になったり。
でも、なぜか親近感。
それは、実は私もバックパッカーで、かつてインド、ネパール40日の旅へ。
で、くだんのマザー・テレサの「死を待つ人の家」で、ボランティアをしたことがあったり。
何より私の大好きな「おかしみ」がいっぱい詰まっているのです、こんな具合に。
「自分の発音が正しいのか間違っているのかもわからず、毎日鏡で自分の口を見ながら発音練習を繰り返していたという。こんな方法で発音が正しいとわかるのか不明だが、必死さが伝わってくるエピソードだ」とか(伝わりましたか?笑)(p.246)。
私がNHKの朝ドラ『あまちゃん』(2013年)が好きだったのも、「夏ばっば。もう67才だべ。四捨五入したら100才だべ」みたいなおかしみに溢れていたからです。
このおかしみというか、ユーモアというか、実はセラピーでも大事な要素。
目白大学の黒沢幸子氏も、『ナラティヴとケア』(2023 遠見書房)の中で、過剰適応だった「いい子ちゃん女子高生の倫」の事例を挙げながら、次のように語っています(p.63)。
ユーモアは大切で、そのおかげで対応の検討や解決に向けた対話が上手く進むと。
最後に、コンゴの諺を紹介しましょう(『語学の天才まで1億光年』p.65)。
「ソキ・オザリ・ナ・ミノ、リヤ・マサンゴ」=「歯がある時にトウモロコシを食べなさい」。
「鉄は熱いうちに打て」とか「光陰矢の如し」とか「少年老いやすく学なり難し」なんて言われるより、よっぽど「やろか!」って気が起きるユーモアの効用、味わって頂けましたか⁉︎