悪いことばかり思い出す『脳のくせ』を緩める―うつ病の予防・治療に新たな光

 

今日は、最近目にした「心と脳」に関する興味深い記事と、

それとつながる「生き方のヒント」をお届けします。

 

脳が選んでしまう「記憶のクセ」

2026年3月22日の朝日新聞に、

「悪いことばかり思い出す『脳のくせ』緩和 うつ病の予防・治療にも可能性 富山大など新手法を開発」、こんな心強い見出しが躍りました。

 

うつ病を始めとするストレス関連の精神疾患を抱える方は、

「良いことよりも、悪いこと(ネガティブな情報)を優先的に覚えてしまう」と言う記憶のクセがあることが分かっています。

 

富山大学などの研究チームは、このクセを和らげる「介入プログラム」(パソコンの画面にポジティブな単語が出た時のみ、単語に関連する自身の良い体験を1分間鮮明に思い出して貰うと言うようなプログラム)を開発。

介入プログラムを受けたグループでは、

そうでないプログラムを受けたグループと比較して、

以下の3点に改善が見られたそうです。

 

1.「ストレスへの弱さ」

2.「自分に関連したネガティブな情報を思い出しやすい傾向」

3.「ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌量」

 

「自分ファースト」でいこう

時を同じくして、雑誌『婦人公論 2026年4月号』の特集にも、

興味深いヒントがありました。

テーマは、「65歳過ぎたら『自分ファースト』でいこう」

 

ついつい周囲を優先する「他人ファースト」で疲弊してしまう、

「過剰適応」傾向な私たちにとって、

この「自分ファースト」という言葉は、とても大切なキーワード。

 

誌面では、御年91歳の作家・阿刀田高さんが、

以下のような健やかに生きる知恵を語られていました。

 

「できるだけ物事の良い面を見るようにして、

それができない時は執着せずに、『こんなもんさ』と思う」と言う。

 

科学がつまびらかにする「脳のクセの緩和」と、

人生の大先輩が語る「自分ファーストの知恵」

世界は違えども、同様のことを言っている気がします。

 

「こんなもんさ」という魔法の言葉

悪いことに目が向いてしまうのは、性格うんぬんではなく、

脳が持つ「クセ」の影響が大きい。

だからこそ、意識的に「良い面」を探してみる

それでもポジティブに見れない時は、「まあ、人生こんなもんさ」でいく

 

このサロンのブログも、

皆さまの「物事の良い面」探しのきっかけになればと願っています。

どうか皆さまも、「期待通りじゃなかったわー」ではなく、

「まあ、こんなもんかな(笑)」くらいの、

緩やかな気持ちでお付き合い頂ければ幸いです♪

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