60歳からはやりたい放題 [実践編](和田秀樹 扶桑社新書)

 

オーバー60歳じゃないし、関係ないしと思った方々、

いやいや。

予習もアリですし、復習もありですし。

 

我々不安を感じやすい国民性のため、老後の資金を懸念して、

やりたいことにブレーキを掛けがち(p.5)。

 

でも、例えば食を我慢することで、「免疫機能の低下」が引き起こされることも(p.22)。

それよりも、60歳以降は特に「脳を喜ばせること」を(p.24)。

 

例えば、お肉(タンパク質)🍖

ダイエットでお肉を摂らない人がイライラしがちなのは、

実はお肉には、セロトニン(意欲の向上やうつ病の防止に役立つ)の材料となるアミノ酸・トリプトファンが豊富に含まれていて、

食べると幸福感が高まる効果があるから、なんて話も(p.40)。

 

さらに、前述の免疫機能の低下防止はもちろん(p.35)、

物忘れ防止(p.42)、見た目年齢を若く保つのにも(p.105)、

お肉(タンパク質)摂取が役立つんだそうです。

 

とはいえ、勢い込んで食べよう!としても、

「以前ほど食べられなくなった…」。

こうした、前と比べてできなくなったことは、

「すっぱり諦めてしまう」(p.85)。

「できないこと」より「できること」に注目しよう(p.84)。

無理して頑張るよりも、「できること」を精いっぱい楽しむ姿勢がポイント、とも書かれています(p.85)。

 

楽しむ脳に刺激を与える→前頭葉が活発に動く。

実はこの前頭葉、年齢と共に萎縮が始まり、

機能が低下すると感情の落ち込みが激しくなってうつ状態になったり、

柔軟性が利かずに新しいことに対して消極的になったり。

「年を取ると、何事もおっくうになる」大きな要因なんだそう(p.116,p.117)。

 

そうならないためには、

例えば「いつもと違うことを」と、提案されています(p.129)。

 

最後に、「大きな幸せを一個持っているよりも、

小さな幸せをたくさん持っている方が落ち込みが少ないように思う。

落ち込むようなことがあっても、

この先の人生には数々の小さな幸せが自分を待っていると思うと、

自然と気持ちも明るくなる」と(p.204)。

これ、カウンセリングでよくご紹介もするし&しても頂いている、

認知行動療法コーピング(ストレス反応を低減させるための対処)に近いですね。

 

ちなみに4月になって、“鬼人幻燈抄”“ユア・フォルマ”

“完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる”

“片田舎のおっさん、剣聖になる”“九龍ジェネリックロマンス”

“LAZARUSラザロ”…と、小さな楽しみ、小さな幸せが急増中✨

ちなみにこれら、全て今月開始のテレビアニメです♪

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